高速出世への近道

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結論:ライバルのいないところで1番を目指せ!

活性化していない部門への移籍は最高のチャンス

もし自分が出世をして高年収を勝ち取ると決めたのならば、自分の事よりもライバルの動向を気にする必要があります。どんなに自分が優秀でも、同じ部署に年上の先輩がゴロゴロいたら、半永久的にポストは回ってきません。自動的に回ってくるのを待っているのでは、高速出世とは言えません。今の日本では、どんなに年功序列が崩壊したと騒がれていても、根っこの部分では年功序列のままなんです。その環境のなかで、自分の実力を高めたところで、良い評価こそされても出世は無理です。最悪の場合、仕事が出来すぎると上から叩かれる可能性すらあります。これドラマの話じゃなくて、実際によくある話です。

では、どうするか?

それは、会社内であまり活性化していない部門やチームへ移籍することです。言葉は悪いですが、窓際的な部署があればそこは狙い目です。もちろんその中で1番になることが目的です。周りに染まってのらりくらりやってたんでは、高速出世はあり得ません。そのチームメンバーの意識を変えてやるほどの意気込みは空回りするだけなので、普通に淡々と仕事をするだけで良いのです。淡々とやるだけでめちゃくちゃ目立てる部署を見つけたら、移籍を検討してください。

ぼくの経験談ではないので感度が少し鈍りますが、同じIT部門から購買部へ移籍した仲の良い奴がいました。IT部門は50名いたのですが、購買部は3名で、一人退職するから補填の為に全社公募がありました。彼はIT部門なのにプログラミングが苦手で、どちらかといえばうだつが上がらない社員でした。「失うものが無いからチャレンジしよう」というポジティブな意気込みではなくて、1日も早くIT部門から抜け出したいがために公募に応募しました。ようするに移籍希望を出したわけですね。ライバルもおらずあっさりと移籍が決まり、彼は晴れて購買部員となったわけです。

ここからが面白い話で、他の購買部員は二人とも高齢なのでパソコンが苦手で、エクセルの扱いもままならないレベルでした。そんな彼が苦手なプログラミングを少しだけ頑張ってエクセルマクロを実装した時、あまりの便利さに購買部に衝撃が走ったそうです。購買部は全社の備品を一括購入とかするので、どのボリュームで一括購入すれば割引率が高いかをこまめに計算する必要があるのですが、その式を関数かしたり、マクロ化したりして、彼は半自動を実現してしまいました。これほどまでにITと無縁だったのには訳があって、購買部は年寄りばかりが集まる日陰な部門だったので、IT部門の人員は見向きもしないし、購買部員もIT化する発想が無いわけです。そこに彼がばちっとはまりました。

そして彼はいま購買部長です。たった3人の部門ですが、部長は部長です。IT部門の部長と同じポジションです。社内の部長会議には招集されるし、IT部門の課長は年上ですが、会社では彼の方が上位職です。

今回の成功事例は、活性化していない部署に、ITという武器を持ち込んで、一気に部内改革をやり遂げた点にあります。もちろん会社の経費を大幅い削減した功績が認められたから部長になれたわけですが、あのままIT部門にいても、定年まで平社員か係長どまりだったと思います。ぼくはその会社を辞めてますので、妬む理由はまったくありませんが、方々いろいろ言われたのではと予測します。が、出世とはそういうものです。

今回は、活性化していない部署への異動により、出世をつかみ取った例を紹介しましたが、他にも狙い目として以下を挙げています。参考にしてください。

・意識低い系が集まっている部署(チーム)

・極端に少人数の部署(チーム)

・新規立ち上げたばかりの部署(チーム)

・自分より若い年齢が多い部署(チーム)

・極端に年齢層が高い部署(チーム)

・海外拠点の部署(チーム)

・女性だらけの部署(チーム) ※ただし、女性の扱い間違えたら地獄行き~

年齢層が高い部署は、出世あきらめてる組や、まもなく定年組など、良くも悪くも落ち着いています。こういうところは狙い目ですね。

コミュニケーション回数で優劣が決まる

出世する人の最大の特徴は、コミュニケーション能力の高さです。仕事の出来不出来はその次の段階で、仕事ができてもコミュニケーションが下手な人は評価されないのが今の社会です。いちいち嫌味をいったり、自慢や武勇伝をはさんでくる人も、コミュニケーション下手と言ってよいでしょう。

では、人はどうやってコミュニケーション能力を評価するのでしょうか?

それは対象者へコミュニケーションをとる回数で決まります。しかもその回数は万人に平等であればあるほど、点数が加算されます。少ないより多いほうが良いし、特定の人ばかりより、大人数にアクションしたほうが良いのは誰でもわかると思いますが、ここで重要なのは会話の質はそんなに重要ではないのです。極端な話、仕事の話1回より、雑談2回の方が、コミュニケーション能力的には評価されます。それこそが高速出世の鍵となります。

活性化されていない部署はその名の通り、飛び交う会話の量が少ないので、そこでコミュニケーションNo1になるだけでも、出世の道が開けます。なにも難しいことはありません。一人でも多くの人と出来るだけ何回も、雑談をすれば良いのです。

女性を敵にしたら一発アウト。「共感」がキーワード

いつ、いかなる時も、女性を敵に回してはいけません。これだけは絶対NGです。出世しているひとは女性を味方につけるのがうまいのです。若い子にはチャラチャラするけど、おばさんには冷たい男もアウトです。その辺の行動パターンも女性は見抜いてます。

可能であれば女性を味方につけたいところ。男を引き上げてくれるのは、女性だけなのです。男はライバルなので、引き上げることはありません。自分が出世する時にあいたポストに若手を引き上げることはあっても、基本的には男同士はライバル関係です。一方女性の場合は、一旦受け入れられたあとは駆け引き無しに後方支援してくれるので、女性の味方は多ければ多いほど良いのです。

女性を味方につけるヒントは、「共感」です。理屈ではなく感情で動きます。感情を揺さぶるのは「共感」です。もし指摘する必要がある場合も、理詰めで指摘するのではなくて、ゆっくりと歩み寄るように指摘事項を相手に気づかせ、「ぼくもよくやるけどね。」って軽く言えばおしまいです。それ以上の指摘はいりません。それでも女性が直らなければ、それでよいのです。無理に指摘して機嫌を損なわせることの方が最悪です。

というのも、女性はよく同僚男性の悪口を言ってます。そして悪口を言われる男性には共通点があります。それは「理詰め」することです。理屈で女性を説き伏せようとします。女性の方も理屈は理解しています。だけど、そういう男性を感情の方が受け入れられないのです。その矛盾が愚痴や悪口へと変わっていくわけです。

ただのはけ口として、愚痴や悪口を言われる程度であれば男も黙ってられますが、この愚痴や悪口はものすごい力を持ってます。時には、社員を辞めさせたり、部署移動させたりさせる力を持っています。だから怖いのです。こんなエネルギーを敵に回したら出世どころではありません。

逆に味方にさえしてしまえば、いないところで褒めてくれるので全てが好循環するのです。女性に嫌われる人と好かれる人の差は「共感」出来るか、出来ないかの差だけです。女性と接するときはいったん理屈は端に追いやりましょう。出世のためにはこれくらいは耐えなければならないのです。

まとめ

結論:ライバルのいないところで1番を目指せ!

・活性化していない部門への移籍は最高のチャンス

・コミュニケーション回数で優劣が決まる

・女性を敵にしたら一発アウト。「共感」がキーワード

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