当サイトは、ITエンジニアが高年収を勝ち取る戦略を謳うサイトなので、そのテーマらしく今一番稼げるプログラミング言語をランキング形式で紹介したいと思います。
プログラミング言語年収ランキング
順位 | 言語 | 年収(中央値) |
1 | GO | 600万 |
2 | Scala | 595万 |
3 | Python | 580万 |
4 | Kotlin | 575万 |
5 | TypeScript | 570万 |
6 | R | 560万 |
7 | Ruby | 550万 |
8 | Swift | 540万 |
9 | Perl | 530万 |
10 | C | 525万 |
今一番稼げるプログラム言語は「Go」
プログラム言語年収ランキング、堂々の第一は「Go」です。天下のGoogleが開発したプログラム言語で、C言語の系譜を受け継ぐ由緒正しき言語と言ったところでしょうか?初心者にも習得しやすく、Googleが開発しただけあって、Googleサービスとの親和性が高いので、いま一番勢いのあるプログラム言語となっています。
ちなみに「Go」の平均年収は600万円で、サラリーマンの平均年収441万円を大幅に上回っています。しかもこの言語は歴史が浅いので、50代60代の高年齢層に浸透していないと考えられます。ボリュームラインは20代30代なので、その年齢層で年収600万円となるとかなりの高年収と言えます。
また、あくまでも平均年収であって、上限値は1500万円を超えてきます。そのレベルとなるとかなりの狭き門だとは思いますが、1000万円レベルならば見えてきますね。どうせプログラミング言語を習得に必要なエネルギーはどれも大して変わらないので、いま新たに習得する言語に悩んでいるのであれば、「Go」をおすすめします。
2位となったのが、Javaの後継モデル「Scala」です。今世の中の開発現場で市場活用されているJAVAの後継モデルとあって、習得しておいてハズレはありません。既存の「Java」から「Scala」に流れてきたプログラマもいるとは思いますが、基本的にはこちらも若い年齢層が中心です。僅差で首位は明け渡したものの、「Go」と双璧をなす有力言語なので、「Scala」も、習得しておいて損することはないと思います。
一昔前は、C言語とJavaが覇権争いをしていましたが、いまは「Go」と「Scala」なんですね。ほんと、どちらの言語でも良いと思います。「C言語」と「Java」どちらが良いですか?と同じ質問なのでね。90年代を生きてきたエンジニアならわかると思いますが。。。
あと個人的に押したいのが、3位に入った「Python」です。
いま流行りの機械学習など、統計に強い言語です。というのも統計に強いライブラリがたくさん用意されているので、AIや機械学習の方面に進みたければ「Python」か「R」の2択になります。まぁ、この二つなら「Python」の方が元気があるきがしますね。
ちなみに、2017年ごろは「Python」が1位でした。600万円くらいだった記憶が。時代が変わるのははやいものですね。1位は明け渡してしまいましたが、まだまだ勢いのある言語です。統計系のジャンルのお仕事をされる方は、是非習得しましょう。比較的簡単な言語なのでとっつきやすいと思います。ぼくも趣味レベルで取り組みました。機械学習のライブラリが豊富で、中身がよくわかっていなくても簡単なAIというか、判定ソフト位なら作れます。というか、出来てしまいます。それくらい習得ハードルの低い言語だと思います。
4位にランクインした「Kotlin」は、アンドロイドなどモバイルアプリ開発向けの言語です。もうしばらくはモバイルアプリが市場を盛り上げてくれそうなので、モバイル系に興味があれば、「Kotlin」はありです。
iOSは「Swift」でアンドロイドは「Kotlin」といった感じですかね。ぼくの抱えているモバイルプロジェクトはこの2言語を同時にやっています。なのでどちらにも思い入れはあります。どっちも習得するという選択肢もありだと思います。その場合は、希少性が高まりますので、さらなる年収UPが期待できます。
ダークホース?実は意外な言語が高年収!
答えは「COBOL」です。
いま「COBOL」エンジニアの年収が高騰しています。理由は非常にシンプルで、COBOLエンジニアが不足しているからです。
COBOLのお仕事は徐々に減ってきています。減っては来ていますが絶対にゼロにはならないのがCOBOLなのです。(詳細は別途記事)
COBOLのお仕事は、ゆるやかに減ってきてはいますが、それ以上のスピードでCOBOLエンジニアが減っているのです。その結果、相対的にCOBOLエンジニアの価値が高まり、市場では高騰しています。仕事の絶対量がすくないので、プログラミング言語年収ランキングには掲載できませんでしたが、500~800万円の年収の求人が目立ちます。
というのも、COBOLは銀行系や大手メーカーなどで現役バリバリで動いています。ようするに比較的にお金に余裕のある企業が扱っているので、エンジニアへの報酬も弾んでいるのだと思います。20年前では考えられませんが、じつはCOBOLが脚光を浴びているのです。
「COBOL」とのハイブリットエンジニア
COBOLエンジニアが高騰しているとはいえ、20代のエンジニアにCOBOL1本で頑張れといった思い切ったアドバイスはしにくいと思います。なんせ仕事はゆるやかに減ってますからね。だけど、特性上COBOLは絶対になくなりません。(詳細は別途記事)
そこで、「COBOL」ともう1言語習得して、ハイブリットエンジニアを目指すのは非常に価値があります。もう1言語習得するならオープン系がいいですね。フロントはWEBで、裏ではホストが動いているシステムはいまなお多くあるので、どちらにも精通していれば、それだけ希少価値は高まります。
逆もしかりです。銀行系の職場でJAVAの仕事をバリバリこなしている人が、COBOLを習得すれば、希少価値は絶大です。夢の年収1000万円も見えてきますね。古臭いイメージがありとっつきにくいCOBOLですが、とても習得難易度の低い言語です。時間的なコストもあまりかからないので、もう1言語チャレンジしたい方には、COBOLをおすすめします。人生が潤うほどの高年収が期待できます。
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