結論:問答無用。是が非でもリーダーの隣に座れ!
1.社内会議は椅子取りゲーム。座る場所で全てが決まる
どの会社も社内会議の多さにうんざりしているのでは無いでしょうか?小田原評定と言わんばかりに、結論のでない会議に延々と参加するのもつらいものです。しかし、その面倒な社内会議も、出世をして年収を高めるための試験の場だと認識してしまえば、適度なプレッシャーを味わうことが出来、退屈な会議も楽しめるのではないでしょうか?
定例会議となると、毎週同じ時間に同じ会議室に同じメンバーが同じ場所に座ると思います。しかしその中にも是が非でも座るべき場所というのが存在していて、その場所によって出世するスピードが変わってくるとなれば、無意識のルーチンワークで席に座ることがいかにもったいないことなのかに気が付くと思います。
リーダーの隣は死守せよ!
その言葉の通り、各定例会議ではリーダーがいると思いますが、そのリーダーの隣の席が出世の為のスイートスポットになります。会議で一番多く発言するのはリーダーであり、その会議では一番の発言権を持っています。そんなリーダーを中心に会議は進み、メンバーの発言もリーダー中心に飛び交います。要するに会議中に飛び交う言葉の中心にいるのがそのリーダーとなります。リーダーを中心にその近辺はその次に言葉が飛び交う空間となるので、その場所に座るだけで、会議中の言葉が飛び交う空間に身を置くことが出来るわけです。
そして何よりもリーダーの隣に座ることで、他のメンバーに対して、自分がリーダーに匹敵する発言権があると無意識の内に錯覚させる効果が期待できます。良くも悪くも会議の中心はリーダーなので、少なからずメンバーの意識がリーダーの場所の方に向かうわけです。その隣の空間もその会議ではある意味聖域で、メンバーの錯覚を引き起こすには十分すぎるほどのエネルギーが備わった場所なのです。メンバーに錯覚を引き起こすことを目的てしてリーダーの隣に座るので、さもサブリーダーかのように振舞うとより一層その効果は高まります。
「虎の威を借る狐」戦略は最高のコスパ
リーダーの隣に座るだけで、メンバーの無意識下に自身の存在をアピールする事が出来る訳ですから、これ以上にコスパに優れた処世術は見当たりません。まさに「虎の威を借る狐」戦略ですね。また、リーダーとは概ね上司であったりと年長者であることが多く、基本的には煙たがられる存在なので、その隣の席に好んで座る人は通常は少ないはずです。(この戦略を知っていれば別ですが 笑)
リーダーが座る場所を把握し、その隣の場所を誰にも譲ってはいけません。一度その席を奪ってしまえば、あとは定例会議の度に先週と同じ席に座るはずなので、奪い合いにならず楽だと思います。
もう一つアドバイスを付け加えるとすれば、隣の席から、徹底的にリーダーをサポートするようにして下さい。サポートが難しければ、発言に相槌を打つだけでも効果抜群です。いついかなる時でもリーダーとは孤独なものです。気心がしれたメンバー同士の会議でさえ心休まらないのがリーダーの本音です。そんなリーダーを隣の席でそっとサポートしてくれるメンバーをリーダーまで上り詰めた人間が放っておくわけがありません。あなたがやることは、リーダーの隣に座った後は、ただひたすらリーダーをサポートし続ければよいのです。虎のご機嫌を取りながら、虎の威を借れば良いのです。その会議で大事なことが決まろうが決まるまいが、一切関係ないのです。出世するために必要なテストの場だと認識してしまえば、毎週の社内会議が待ち遠しくなってくると思います。
あと1つ余談ですが、信長タイプの怖いリーダーだったとしましょう。そんなときでも必ずリーダーの隣に座ってください。そういうタイプのリーダーは、目に入ったメンバーを名指しで攻撃してくる傾向があるのですが、隣に座っていると目に入りにくいので、攻撃の対象から回避しやすいのです。攻撃されてしどろもどろになって、価値を下げてしまう可能性があります。それを避けるためにもリーダーの隣は最適、まさに一石二鳥です。
みんなの視線が交錯しない席は墓場と同じ
反対に、会議で絶対に座ってはいけない場所があります。それはリーダーとかけ離れた場所や、飛び交う会話の中心から外れた席です。最近の若い子は、狙ってなのか無意識なのかはわかりませんが、その場所を好んで座る傾向があります。その席は若者に譲るとして、我々はその場所に座ってはいけません。その場所を会議室の墓場と呼んでいます。なんの発言もせず自分の存在を消してゾンビ化した社員には居心地が良いのかもしれませんが、とてもではありませんが、出世による年収UPなんて望めません。
遅れて会議に参加してしまい、やむを得ずその席に座ってしまうことがあるかもしれませんが、その際はいつも以上にエネルギーを使って発言量を増やし、会議室の墓場では無いようにするしか方法はありません。次の定例会議では場所取りに出遅れないように、前もって準備するように心がけましょう。
会議は錯覚資産を増やす場所
そもそも会議で物事は決まりません。有識者が少人数で決めてしまったことを情報共有する場所とでも言ったほうが良いかもしれません。なので、なにも決まらない無駄な会議に参加することを嘆くのではなくて、そもそも会議とはそういうものであって、自分が昇進するためのアピールの場が毎週あるという認識で挑んでください。リーダーの隣に座って、さもサブリーダーかのように振舞って、参加者全員にあいつはなんか凄そうだと錯覚させるのです。多くのメンバーから錯覚を集めて、その錯覚を資産として形成すれば昇進しやすくなります。昇進すれば年収も権限も増します。そう考えると無駄だと思われる会議も非常に有意義な場に変わります。多くの会社では重要な会議になればなるほど、派遣社員やフリーランスは参加することさえできません。定例会議に参加することは正規雇用社員の特権です。そんな会議に参加することは自分の存在を他のメンバーにアピールでき、錯覚資産を構築することで出世スピードを高めて、結果的に年収を上げるのに有効な場となります。リーダーの隣に座って、サブリーダーかのように振舞って錯覚資産を増やして、昇進して、ガンガン年収を上げていきましょう。
まとめ
結論:問答無用。是が非でもリーダーの隣に座れ!
・社内会議は椅子取りゲーム。座る場所で全てが決まる。リーダーの隣に座れ!
・会議中に錯覚資産を増やし、昇進スピードを高め、年収を上げる。
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