前回に引き続き今回も企画の案内です。(ぼく個人によるサポート)
ぼくが中小企業のお悩み相談を始めて、かれこれ10年になります。最初はご近所さんが経営する会社のIT相談がきっかけでした。本業のITエンジニアをしながら、土日に細々と支援を続けてきたわけですが、振り返るとその企業数は20社を超えてました。最初はホームページを作成したり、ネットショップ構築をしたり、運営のサポートをするなど、力任せの支援をしていたのですが、なにかしっくりと来ない自分がいました。
感謝していただけるし、お礼に食事をごちそうして頂けたりと、ありがたいおもてなしもして頂けましたが、なにか喉に小骨が刺さるというか、根本的な問題解決に貢献出来ていないような気がしていました。
普段は大企業ばかりを相手にしていますので、大きな組織に特化した悩みとばかり向き合って来ました。例えば、一括発注する仕組みを構築したり、業務の効率化を企画したり、人員リソースの適切な割当に頭をひねってきました。しかし、いままでお付き合いしてきた中小企業では、こういった相談を受けたことがありません。「なぜなのか?」ぼくなりに考えた結果、ある一つの答えが出ました。
中小企業の悩みの正体は、慢性的な「人材不足」です。それも「足りない」といったレベルの人材不足ではなく、「いない」といったレベルの人材不足なのです。
大企業のいう人材不足とは、質も量も全く異なる、危機的な悩みだという現実を知りました。大企業も「人材不足」は企業課題の一つではありますが、人材ゼロということはありません。優秀ではない、働かないおじさん問題が蔓延っているくらいですから、人材ゼロという悩みでは無いのです。ようするに、大企業は「人材が足りない」のです。
一方、中小企業は人材がいません。「足りない」のではなくて、「いない」のです。まず新卒採用が期待できません。ただでさえ少子化の時代に、みんな大企業や中堅企業に流れていきますので、中小企業にまで優秀な人材は回ってきません。運良く採用出来たとしても、待遇の問題ですぐにやめられてしまいます。ぼく自身、最初は中小企業からキャリアをスタートさせましたし、副業でも10年間中小企業を支援してきたのでそれなりに現状を把握しているつもりですが、新卒の子が入社して3ヶ月で退職していくなんてザラにあります。3年以上在籍しているケースは珍しいと思います。そのくらい人材の入れ替わりが激しいので、技術継承が出来ないのは当然です。
大企業の悩みは、今いる人材の効率化や活性化ですが、中小企業の悩みは人材の確保です。しかし人材確保の悩みを解決する決定打はないまま10年の月日が流れました。ホームページを作ったり、ネットショップ運営を支援したりと、小手先のサポートはしてきましたが、悩みの本質には向き合えないまま10年を過ごしてしまいました。。。
中小企業のIT化にはRPAが一番効率が良い
結論から言うと、中小企業は、RPAの導入を急ぐべきです。RPA導入メリットを一言で言うと、「人材不足の悩みからの開放」です。人材が辞めていく悩み、人材を採用できない悩み、派遣社員すら来てもらえない悩み。中小企業が切っても切れない、これらの悩みから開放してくれるのがRPAです。
RPA導入のメリット
・RPAを導入すると、業務の自動化が図れ、人件費削減できます。
・RPAはロボットなので、人間みたいにミスしません。
・RPAのツールにもよりますが、無料で使えるものが多いです。(無料ので十分)
・ややこしいプログラミング不要です。新しい人材見つけるよりもはるかに簡単です。
RPA導入のデメリット
・高機能なものは月額100万円位する。(中小企業は無料のを使いましょう)
・管理が不十分だと、野良ロボ問題が発生する。(詳細は省くが、中小企業には無縁)
・どの業務を自動化するべきか、検討もつかない(とりあえず、ぼくがサポートする)
・簡単そうたが、それさえも出来そうにない(とりあえず、ぼくがサポートする)
今回の限定企画は、完全ボランティアでやってます。
ぼくは本業では、大手企業向けのRPAコンサルタントやってますので、少しカスタマイズすれば、中小企業にも活用できるネタは持ち合わせています。ぼくは弱者の応援が生きがいなので、精一杯協力させて頂きますが、本業の合間に頑張る企画ですので、スピード感のあるやり取りではなくて、メッセージは1日1往復レベルのゆるいサポートとさせて下さい。ボランティアで頑張ります。「無料よりも怖いものはない」と、こういう企画が生理的に受け付けられない方は、最初からご遠慮下さいませ。
ぼくのメリット
・大手企業向けのRPAスキルが、中小企業に役立つか試したい
・コロナの影響で色々と考えた結果、ぼくなりに社会貢献してみたい
・いずれは、ぼくがサポートする企業同士の横のつながりを実現したい
・活動状況をまとめて、論文にまとめたい(本業にも活かしたい)
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