転職1ヶ月間でやるべき事

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徹底的な人脈構築

入社後1週間でやることは、こちらを参照下さい。(転職初日から1週間でやるべき事

転職してから1ヶ月間は、徹底的な人脈構築することが、その後のキャリアに大きく響きます。前職と違って、同僚との信頼関係が無い状態ですので、圧倒的なビハインドでのスタートとなります。たった1ヶ月間では時間が少なすぎますが、それでもこの1ヶ月間は超重要です。

入社後1ヶ月間程度は、職場に新しい風が吹いた物珍しさからか、基本的には好意的に受け入れてくれます。好意的というよりは、周りも気を使ってくれているといったほうが正解かもしれません。いずれにせよ、最初の1ヶ月間はとても貴重な時間帯です。この時間を有効に活用しましょう。

勇気がいるかもしれませんが、話しかけるべきはこちら側です。同僚も緊張感を持ちつつも、気を使ってくれる期間ですので、臆することなくガンガン行きます。逆にこの期間を棒に振ると、おとなしい人間として定着しますので、そこからキャラ変更はかなり難しいです。特に転職組は、コミュニケーション能力は必須です。ITにスキルがあるのも大切ですが、人間関係は仕事を進めるのに強い武器になるので、この時期に一気に構築します。

構築と言っても、深い関係を築く必要はありません。挨拶や簡単な雑談程度で良いです。入社後しばらくは、資料提出などの諸作業が続くと思うので、提出先の人を案内してもらったりと、色々と話しかける工夫をしてみることです。

飲み会も仕事

前職では飲み会の参加を控えていたかもしれませんが、転職後しばらくは積極的に参加して下さい。全ては人脈構築のためです。ある程度慣れてきたら取捨選択すれば良いですが、1ヶ月間は誘われた飲み会は全て参加しましょう。ちなみに、2次回は参加不要です。ここでお金を使わずに、飲み会に2回参加したほうが有益です。アルコールが飲めない人も、この期間は我慢して人脈構築に徹底しましょう。

要注意人物

入社直後の人脈構築は最重要任務ですが、その中にも注意人物がいるのも事実です。それは親切すぎる人です。もちろん親切にしてもらうのはありがたいのですが、仕事が出来る人かと問われれば怪しいからです。基本的に仕事が出来る人は忙しい人です。直属の上司や世話焼き係の先輩ならともかく、全く関係ないのに世話を焼いてくれる人は、普段することがなく誰からも相手にされないため、新しい人材を取り囲もうとする人たちがいます。こういう人は要注意です。不必要に深入りせずに、適当な距離を保つことが重要です。

グループウェアは宝の山

このご時世、グループウェアを使っていない会社は少ないと思います。このグループウェアですが、じつは宝の山なのです。入社後アカウントを付与してもらったら、片っ端からログを眺めることをおすすめします。誰がキーパーソンなのか?とか、社内文化が垣間見えます。

人脈構築と違って、ひとりでこそこそと調べることが出来るので、人と話すのが苦手な方でも出来ると思います。とくにキーパーソンを見つけ、積極的にアプローチしていくと、後々仕事がやりやすくなります。またある程度は、社員同士の人間関係も紐解くことが出来るので、グループウェアのログは宝の山だと言えます。

もちろん、業務に直結する内容が含まれてあれば、尚更ラッキーです。研修やOJTで引き継いでいくのも良いですが、案外、グループウェアのログから探っていくほうが、時系列に並んでいる分、すっと入ってきたりします。グループウェアのログは必ず確認するようにして下さい。

知らない単語や違和感はメモ

どんなに経験を積んだITエンジニアであっても、知らない領域の単語は出てくるものです。特に、その会社独自の単語も沢山出てきます。分からない単語が出てくるたびに、いちいち質問をしていたのでは話が先に進みません。そういう時は、メモをすることをおすすめします。あとでまとめて聞くのです。聞く相手は、身近な人でも良いですが、思い切ってキーパーソンに話しかけてみるのも良いと思います。

また、入社後1ヶ月の間に、様々な違和感を感じるかと思います。前職との文化の違いが主な原因だと思いますが、そういった違和感もメモをして下さい。なぜならば、1年後とか、2年後には、その違和感に慣れきった自分がいるので、いくら振り返っても気づかない事だらけになってしまうと思います。違和感を感じることが出来るのは、最初の数カ月間だけです。特に最初の1ヶ月は違和感だらけだと思いますので、徹底的に書き出しましょう。

自分が新しい会社に慣れてきて、実力も人脈も整った頃に、その違和感メモを読み返すのです。そのメモは改善の宝庫に変わっているはずです。実力も人脈も手に入れた新しい自分なら解決できるかもしれません。だから最初に感じた違和感はメモをするべきなのです。

ぼくも、入社後1ヶ月間で徹底的に書き上げた違和感メモを時々読み返しますが、その時感じた違和感を違和感と感じなくなりつつある自分に気が付きます。1年後とかでは遅いのです。入社直後から徹底的に、感じた違和感をメモする癖をつけて下さい。

まとめ

入社して1ヶ月間は慣れない環境の中、やることてんこ盛りですが、この期間の努力は後々重要なエネルギーに変わりますので、多少無理をしてでもやり抜いて下さい。転職とはそういうものなのです。

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